こおっさんのブログ

こおっさんの日常

適応障害。

2021年の2月、適応障害と診断され、休職することになりました。

その半年前の2020年9月、転職のため、実家を出て、見知らぬ土地で一人暮らしを始めたのですが、職場のおばさんに初日から「仕事出来ないんだったら、早く辞めた方がいい」と言われ続けて、周りに「仕事が出来ない」「馬鹿にされている」と悪口を言いふらされ、慣れないうえに、否定され続ける環境に、ほんとうに精神的に疲れ果てていました。

そんななか、1ヶ月職場を離れる研修が始まりました。

イエスマンになることだけを求められ、個性や自己主張は邪魔なものと見なされてしまう封建的な組織の中で、意図的に精神的「去勢」を施され、「しごき」のような通過儀礼を課すことによって、人間の均質化を図ろうとする研修です。(←こおっさんの勝手な見解。他の人は楽しんでたと思います^_^;)

ただただ参加していましたが、徐々におかしなことを言ったり、被害妄想のようなことを言うようになりました。

どんなところにいても、周りの人が、自分に気づきを与えるためにわざと芝居をしているんだと思うようになり、誰かと一緒でないと何も出来なくなりました。

おかしなことを言ってると自分でも客観的に理解しているのですが、そのおかしなことを裏付けるような出来事があると思い込む、なんともしんどい状況でした。

追い討ちをかけるように、祖父が亡くなり、相続のドロドロした家族の精神的不調にも巻き込まれ…研修を終えることができない精神状態になりました。

↓その頃の様子。今思えば、所謂「拘禁反応」だったのかもしれません。コタツに頭を突っ込むなど、いまだかつてない醜態です(T ^ T)

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組織の側からは「適応に失敗した弱い人間」「ストレス耐性が低い」と思われていると思います。

ただ、今回のことで気づいたのは、周りからどう思われようとも、私は今の仕事をやりたくてやっているということ、やりがいを感じてるということ、支えてくれる人がいるということでした。復職した際は、腫れ物に触るように気を遣われている感じはしましたが、皆さん大人の対応をしてくださり、2ヶ月たった今は、安定して働けています。

休職することの不安は大きかったですが、今は休職して良かったと思ってます。心が疲れるしんどさを経験し、いろんな人に助けられて、支えられて、今があります。

今苦しくても、時間が必ず解決してくれます。

なんくるないさ😊

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